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新しい「細タペ」

新しい細タペSP 新しい細タペPC

20年にわたりご愛顧いただいてきた細タペ。
麻の栽培から手掛けた手織り麻織物と
日本各地の工芸がコラボレーション。
新たな5つの細タペが生まれました。

色鮮やかに綴った
美しい日本の四季

新しい細タペSP 新しい細タペPC

手描き友禅

趣のある和室の床の間にふさわしい華やぎを
細タペで表現しました。
これまでにも、友禅の技術を使って
細タペにさまざまな日本の景色を描いてきましたが、
20周年を記念し、より色彩豊かな
手描き友禅作品を考案しました。
作品名は「花見遊山」。
細長い形状の中に、立体的に四季を表現しています。
絵が動きだし、物語が始まるような
一枚に仕上がりました。

手描き友禅
「花見遊山」(はなみゆさん)

132,000円

完全受注生産(納期約1ヶ月)

モチーフについて

禅宗の僧侶がひとつの寺の修行を終え、次の寺まで移動する道すがら、山野の美しい風景を楽しんで疲れを癒していたことから、気晴らしに季節の風景を楽しむことを「物見遊山」と言います。これにヒントを得て、僧侶が道中見た一年の景色を一枚の細タペに閉じ込めました。友禅技法を惜しみなく用い、一面に季節の移り変わりを表現しました。華やかな色彩を存分にお楽しみください。

友禅技法について

手織りの麻は、織り糸の太さが一定ではなく、友禅で均一な線を描くことができません。そのため下絵から絵筆で直接絵柄を描く「無線友禅」と型紙で絵柄を起こしていく「摺友禅」の技法を使って絵付けを行いました。

無線友禅とは

ツユクサの花弁から抽出した「青花」液で下絵を描き、さらに、防染剤(糸目糊置き)を使わずに生地に直接絵筆で絵柄を描いて彩色する技法。布海苔(ふのり) を加えた染料で、「にじみ」を止め、隣り合う色が混ざらないよう模様を描き染めることで、輪郭線のない柔らかな模様を描くことができます。また、布海苔を調整することで「にじみ」を出したり、「濡れ描き」と言って濡らした生地に直接描いたりする絵付けを行うこともあります。

摺友禅とは

型紙と刷毛を使い、絵柄を起こしていく技法。色数ごとに型紙を彫り、鹿毛で作られた大小の刷毛を使って染料を生地に刷り込みながら模様を起こしていきます。繊細な「ぼかし」が可能です。

作家について

手描き職人略歴

1958年 京都府生まれ

1981年 型友禅工房入社
京型紙を使った着物制作を始める
訪問着、付け下げ、振袖などの型友禅の絵付けを習得する

1994年 手描き工房入社
京紅型、南宋画の流れを組む繊細な手描き友禅に出会い絵筆で草花を染め描く
手描き暖簾、タペストリーの制作に携わる

2010年 京都洛柿庵工房入社
細タペストリーを中心に、無線友禅、擦友禅技法を使った麻暖簾、タペストリーなどの手描き作品を制作中


総監修 : 福島秀人(株式会社 ルシエール・ジャパン)

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